M08 『為朝』

無地色紙

 強弓で鳴らした源為朝。義経にとっては叔父にあたる人物です。
 不遇な人生のためか、判官贔屓の庶民には人気が高かったようです。

 同じように矢を手にする大津絵に『矢の根』がありますが、江戸期には既に、『為朝』と混同して扱うことが多くなり、この絵を『矢の根』とするようになってしまいました。
  『矢の根』の図も掲載しておりますので、是非見比べて見てください。




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