C18 『松に牛』
無地色紙
大津絵で最も有名な牛の図で、黒牛が松に結わえられたシンプルな構図です。
由来のはっきりした絵ではありませんが、おそらく奉納される神牛を描いたものでしょう。
牛が農耕と密接に結びついていた江戸時代は、こういった牛図も今とは違う需要があったようです。
現在では、専ら干支の「丑」の図として飾られることが多いようです。
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