C03 『梅に鶯』 A
無地色紙
梅の花と鶯というのは非常に古典的な組み合わせで、大津絵でも何種類かあります。
この絵はその中でもさらに定番の、紅白の梅が描かれています。
画像では白地の色紙のため見辛いかも知れませんが、梅の花は白い胡粉を塗った上に、朱が置いてあり、その色合いからか非常に縁起のよいものと受け取られるようです。
「鳴く声のよきもあしきもふた親の教にまかす春の鶯」
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