この瓢箪鯰は江戸後期、半切和紙に描くようになってからのもので、縦にやや短い構図になっています。 猿も鯰も時代によって様々な表現がなされ、種類も多い図ですが、最近の一番人気を競うのがこの構図でしょう。少しとぼけた雰囲気の表情が人気の要因でしょうか。