G05 『風神と奴』
無地色紙
俵屋宗達が有名な国宝「風神雷神図」を描いたのが寛永年間頃で、大津絵の発祥時期にあたります。
大津絵への影響も指摘されていて、大津絵師がこの宗達の絵を目にした機会もあったのかもしれませんが、残念ながら当時の大津絵師が描いた風神図は伝わっていません。
上図「風神と奴」は四代目松山の作で、「雷と奴」と対になる図柄となっており、風神の姿は古典的な緑の体に一本角というものです。
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